バスク日々の泡

フランスバスクでの日々の暮らしもろもろ

プチ・バトー(Petit Bateau)のニュースレターで学ぶフランス語表現

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 メールチェックをしたら、プチ・バトーフランスのニュースレターが届いていました。プチ・バトー大好きなんです。息子にずっと着せていましたが、最近は「小さい子の着る服だからいやだ。」とあまり着てくれなくなりました。寂しい限りです。

 

   ニュースレターは、2割引きのお知らせでした。プチ・バトーの洋服を着た可愛い子供たちの画像に重ねられた、"Une rentrée les doigts dans le nez !"いうフランス語のキャッチコピーが目に飛び込んできた時、フフフと思わず笑ってしまいました。

 

 "les doigts dans le nez"は、直訳では、「鼻の中の指(⁉)」、いったいどういう意味だと思いますか?

 

 実は、「簡単に、努力なしで」という意味なんです( ´∀` ) 。鼻をほじっていて(失礼)片手が塞がっていても、もう一方の手だけでできるくらい簡単だということです。

 

 例えば、こういう風に使えます。

”Il a écrit 100 pages de rapport les doigts dans le nez."

「彼は100ページのレポートを難なく書いてしまった。」

  

 最初にこの表現を聞いたときはびっくりしました。お洒落に聞こえるフランス語ですが、こんなことも言うんだ(当たり前だけど)。インパクトがあるので、広告のキャッチコピーにはもってこいでしょうね。

 

 発音は、「レ ドワ ドン ル ネ」。もしフランス語で、「そんなの超簡単よ~。」なんて言う機会があれば使ってみて下さい。とは言ってもとても砕けた表現なので、相手を選んでくださいね(笑)!

 

 

 ちょっと使う勇気がない、という方のために、「とても簡単」という意味の類似表現を、下にいくつか挙げておきます(Wiktionnaire参照)。
 
  • "C'est du gâteau."
  • "C'est de la tarte."
 
 「試験どうだった?(Comment s'est passé ton examen ?)」「いやー超簡単だった!(C'était du gâteau !)」なんて時に使えます。辞書には、"du gâteau(お菓子)" "de la tarte(タルト)"の他に、"du mille-feuilles (ミルフィーユ)"を使ってもよいと書いてありますが、これは聞いたことがありません。ちなみに、「快適だ」という意味でも使えます。
 
 なんでお菓子なんだろうと疑問に思い、ロベール社の表現・成句辞典を調べてみました。デザートや甘いお菓子は、ジャーゴンで、簡単さや、楽しみを表すそうです。一般化されていますが、やはり砕けた口語表現です。

 

 このキャッチコピーですが、セールがあるから、新学期も子供に何を着せようか悩まなくても大丈夫、奥さん!という、購買ターゲットのママたちに向けたメッセージと、新学期なんて、楽々クリアだよ!という子供たちに向けたメッセージが混ざっているのかなと思ったのですが、どうなのでしょうね。