バスク日々の泡

フランスバスクでの日々の暮らしもろもろ

フランスの公立中学校-新年度が始まりました

 

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バスクの海の夕暮れ

 長かった夏休みがやっと明けて、フランスの学校では、今週から新年度が始まります。息子の中学校も月曜から学校が始まりました。中学校2年生、フランスでは5年生になりました。

 

 初日は1年生だけ午前から始まり、その他の学年は午後2時からの登校。日本のように、始業式や終業式、卒業式などのイベントはなく、淡々としています。

 

 同じ時間に、多目的ホールで父兄説明会もあったので、ちょっと面倒くさかったけど行って参りました。

 

 去年も当日に父兄会があり、1年目ということで父兄の方も沢山来ていましたが、今年は2,3年生の父兄だけの集まりで、100人強ほどが来ていました。生徒は400人ほどいるのでそんなに多くありませんが、平日なのでこれでも大したものだと思います。

 

 大好きな校長先生のお話が40分ほど続きましたが、ユーモアがあるので退屈しません。お話の最後には父兄から大きな拍手が出たほどです。今年もとっても良い印象を持ち、ここに息子を入れて良かったと改めて思いました。

 

 校長先生のお話を、忘れないようにまとめておきます。

  • 携帯電話の使用は禁止。今年8月に、マクロン政権で学校での携帯電話の使用禁止に関する法律が決まったばかりです。この学校では以前から禁止されていましたが、今年からさらに厳しくなります。携帯電話自体は、共働きの多いフランスでは大事な連絡手段ですから持っていても良いのですが、学校の門をくぐったら電源を切り、カバンの中に入れる。電源が付いていたり、使用しているのを発見次第没収です。没収した携帯は、7日間学校で保管して、7日後に父兄が取りに来なければなりません。
  • 毎年話題になりますが、カバンが重いことに対する対処。電子教科書にする、ロッカーを用意するなどの対策法が検討されてきましたが、残念ながら今年も見送り。比較的治安の良いこの地方さえ、学校荒らしなどの被害は存在するので、ロッカー設置の決定も簡単ではありません。
  • 授業時間外での補習や活動のお知らせ:お昼13h00~14h00または17h00~18h00に宿題を学校で出来る時間を設置(監視者付き)。また、2年生対象に科学アトリエ開設の予定。興味のある生徒大歓迎。
  • もし子供が、急にふさぎこみがちになったり、怒りっぽくなったりなどの急な態度の変化を感じたら、出来るだけ早めに学校に相談してほしいとのこと。早めの対策が肝心、一緒に考えていきたいとおっしゃってました。
  • 学校や自分をはじめとする教職員を信頼し、何でも相談してほしいとのこと。私たちは、あなたから預かったあなたの子供をサポートするためにここにいる、そのためにこの仕事を選んだ、という校長先生のお話に、ベタだけど、じーんときました。泣かせるなよ。
  • 今年、運動場や設備の大幅な景観整備を行う予定とか。そう、建物は歴史遺産指定の19世紀に建てられたすごく素敵なものなのですが、運動場やその周りがなんだかな~、だったので(ぺんぺん草が生えてる感じ?)、この知らせを聞けて嬉しかったです。
  • 学校の授業でオプションでラグビー、ボートを選択した子供たちは、スポーツ医の診断書の提出が必須。

 これくらいですかね~。ショックだったのが、校長先生は来年転任が決まっているそうで、来年度には学校を去られてしまうのです・・・。公立の学校では、校長先生は9年を越えて在任できないんだそうで、今年が9年目にあたるとか。ここまで良い先生はなかなかいないと思うので、とっても残念です・・・。

 

 今年も1年間、息子が学校生活を楽しんでくれますよう。そして、ちゃんとお勉強も頑張ってくれますよう(笑)。ボートもがんばれ~。